2013年12月25日水曜日

「展示をつくるB」写真展 開催のお知らせ

千葉大学普遍教育教養展開科目「展示をつくるB」写真展


「私たちの場所」



<開催概要>
平成26年1月12日(日)まで

※12月29日~1月3日、1月6日は休館
場所:千葉市民ギャラリー・いなげ / 旧神谷伝兵衛別荘
開館時間:9:00~17:15
観覧料:無料


 千葉市出身の写真家・白井綾さんを講師にお迎えした千葉大学普遍教育教養展開科目「展示をつくるB」の成果展示を千葉市民ギャラリー・いなげにて行っています。10 名の受講生がそれぞれのまなざしで撮影してきた「場所」にまつわる写真を展示しております。




 また、本展に併せて白井綾さんの写真展「長崎の教会」を同時開催いたします。「長崎の教会」は旧神谷伝兵衛別荘を中心に展示しています。

白井綾写真集『長崎の教会』(2012 平凡社)より


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白井綾プロフィール

写真家。
1973年千葉市生まれ。
東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。
東京芸術大学附属写真センター勤務の後、フリーランスの写真家として独立。
雑誌や広告の分野で様々な撮影に携わりながら、自身の作品制作を続ける。
2012年に、長崎の教会を撮影した作品集を出版した。

著作
『open field』(WK&CO 2005年)
『フォトグラファーが教えるシンプル写真術』(アスペクト 2012年)
『長崎の教会』(平凡社 2012年)


HP:http://www.ayashirai.com/

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2013年11月25日月曜日

カフェkaiki〜夜灯〜 クローズしました。

11/22,23の二日間で開催したカフェkaiki〜夜灯〜の報告です。

同日にいなげ夜灯祭りがあったこともあり、多くのお客様が立ち寄ってくださいました。
寒い中、立ち寄ってくださったみなさまありがとうございました。


今回のカフェkaiki〜夜灯〜では、ギャラリーいなげが集めている稲毛の昔の写真を中心にスライドショーを展示しました。
スライドショーの内容は、「稲毛の今昔」と「稲毛のオススメスポット」の二本立てです。

「稲毛の今昔」では、潮干狩りや海苔の養殖などが盛んだった埋め立て以前の写真や浅間神社の鳥居が浅瀬にあった時代の写真、海気館、松林など稲毛の昔の写真と現在の稲毛の写真を比較する形で展示しました。

「稲毛のオススメスポット」では、過去4回に渡るカフェkaikiの中で地域の方から聞いた稲毛のオススメのお店や場所に行き、撮ってきた写真を展示しました。




また、今回はたまたま足を運んでくださる方以外に、「カフェkaikiのためにギャラリーいなげに来ました!」という嬉しい声を聞くこともできました。
今年度は開催の予定はありませんが、来年度また開催しますので、その時は是非また足を運んでください。

2013年11月20日水曜日

カフェkaiki~夜灯~のお知らせ

カフェkaiki
市民ギャラリー・いなげ 旧神谷伝兵衛別荘にて
開催期間 2013年1123日~24
     Open:17:00 / Close:20:00
   

かつては観光地であり、多くの小説家・資産家を魅了した稲毛の街。
そんな稲毛の歴史田文化に思いを馳せ「回帰」する場、
また市民の交流の場としてたくさんの人に好評を博した「カフェkaiki
が、稲毛の夜灯祭にあわせてオープンします!
温かい飲み物を無料でサービスいたします。
飲み物片手にホッと一息「私たちの街・いなげ」を思ってみませんか?
夏とはまた違った雰囲気を味わいに来てくださいね。
お待ちしております。
 

2013年8月26日月曜日

9/22、プロジェクトの今の様子をお見せします!(イベントのお知らせ)


「アート × 教育 = ?」 プロジェクト
中間報告 + 公開ミーティング

千葉市美術館1F プロジェクトルーム
2013.9.22 14:00 start   入場無料



 WiCAN2013では、アーティストの岡田裕子さんと山本高之さんと共に、教育についてリサーチし、考え、作品化するプロジェクト「アート×教育=?」に取り組んでいます。(詳細は2013年度のプロジェクト参照)
 本プロジェクトは5月のキックオフミーティングでスタートし、その後は2人のアーティストそれぞれのチームでリサーチやミーティングを重ねてきました。今回のイベントでは、チームごとの進捗状況を報告した上で、プロジェクトの今後の展開や、アーティスト同士の連携の可能性を探ります。


+ + 話し手 + +

岡田裕子(アーティスト)
山本高之(アーティスト)
神野真吾(WiCAN実行委員長・千葉大学准教授)
ほかWiCAN2013メンバー(学生など)


+ + タイムテーブル + +

14:00〜15:50 中間報告
  14:00〜14:15 「アート×教育=?」プロジェクトおよび本イベントについて
  14:15〜15:00 岡田チームの発表
  15:05〜15:50 山本チームの発表
16:00〜17:30 ディスカッション


* イベント終了後には交流会を予定しております。こちらもぜひご参加下さい。(交流会は会費制です。)

* イベントの様子はUstreamでも配信いたします。WiCAN @ USTREAM. TV はこちらから。

2013年8月15日木曜日

能登再生リサーチへ行ってきます!

WiCANは8月16日から22日まで、「能登再生リサーチ」への参加のため石川県珠洲市に行ってきます。





珠洲市は、能登半島の先っぽにあります。
輪島よりも先で、今回の参加者はみんな初めて行く人ばかり。

リサーチの詳しい内容など、今は何ができるかは決まっていません。
現地に行って、気づいたことをもとに作戦を立てていきます。
珠洲市には何があるでしょうか?たのしみです。

2013年8月13日火曜日

カフェkaiki、無事にクローズしました

8/9-11の3日間、千葉市民ギャラリー・いなげでカフェkaikiをオープンしました。
連日35℃を超える猛暑が続きましたが、とてもたくさんのお客さんがいらっしゃいました。
近隣のマンションから来た方、世界児童画展を見にいらした家族連れなど・・・。
1年に1〜2回しか開催されてはいませんが、常連になって下さる方がいらっしゃるのはとても嬉しいですね。

さて、今回は新しくフォトブックを用意しました。
左が「稲毛のおすすめスポット」、右が「稲毛の今昔」です。
「稲毛のおすすめスポット」には、近隣のおいしいお店や寛げる場所が、「稲毛の今昔」には、国道まで海があった頃の写真やその場所の今の様子などが載っています。

地図ノートは今年も大活躍。
フォトブック「稲毛の今昔」に掲載した古い写真の撮影場所など、また稲毛の情報が蓄積されました。
カフェkaikiは終了しましたが、地図ノートやフォトブック(「稲毛の今昔」のみ)は、暫くのあいだ千葉市民ギャラリー・いなげに設置される予定です!
ギャラリーにお立ち寄りの際はぜひご覧くださいませ。
 

今年はいつもよりも日数が少ない分、スタッフの人数が多かったので、パラソルを出して庭にも座席をつくってみました。
特に3日目は世界児童画展の最終日でもあり、お客さんが多かったので外の席まで人が一杯になりました。

ギャラリーの庭では、スプリンクラーの水で遊ぶお子さんも。とても楽しそう。
 


最後に、スタッフの様子も。



 
お客さんとおしゃべりするスタッフ。遠方から来た方も、けっこう稲毛のことをご存知だったりします。お客さんに教えてもらいながら、私たちも少しずつ町のことに詳しくなっていきます。
飲み物を用意する屋台でパチリ。
お客さんだけでなく、スタッフをする人も楽しむことができたようで、なにより!
あっという間に3日間が過ぎ、今回のカフェkaikiは無事にクローズしました。

(para)

2013年8月11日日曜日

「アート×教育=?」プロジェクト 第二弾 岡田裕子

 「アート×教育=?」作家紹介展示  第二弾 岡田裕子
《愛憎弁当》
7/22(sat) - 8/11(sun)  10:00 - 18:00
千葉市美術館1階プロジェクトルームにて


※ 会期延長しました


《愛憎弁当》 (2007年)

 母から子へ、愛情を込めてつくるお弁当。お弁当文化は日本独自のもので、子どもを喜ばせるために大変な手間ひまをかけたキャラ弁や、大事な勝負どころで応援をするための弁当など、実に様々なバリエーションがあります。しかし、ちょっと距離を置いて眺めてみると、子どものためと言いながら、毎日作るお弁当の中には母親自身の様々な思いが込められてるかもしれません。
 そんな親の愛憎が入り交じった「愛憎弁当」。お弁当の裏に見える日本の子育ての歪みを、ブラックな笑いと共にお届けします。


岡田裕子 / Okada Hiroko
1970年東京都生まれ。多摩美術大学絵画科油画卒業。多摩美術大学研究生修了。ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)の助成により国際交流派遣員の経験を経て制作を続けている。代表作に「俺の産んだ子」「愛憎弁当」「翳りゆく部屋」など。オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」主宰。

http://mizuma-art.co.jp/artist/0070/



 ● 「アート×教育=?」プロジェクト ●

WiCANは、社会におけるアートの意味について実践的に探求してきました。2010年度からは教育や学校をテーマとし、アートの視点から教育について考え、提案を実践してきました。
 今年度のプロジェクト「アート×教育=?」では、現代美術家の岡田裕子さん、山本高之さんの協力を得て、現代の日本の教育が含んでいるあいまいさや矛盾を可視化し、教育の抱える課題をあぶりだすような取り組み行いたいと考えています。
 本展示は、WiCAN2013で共に活動するアーティストを紹介するために行うものです。今回は第二弾として、岡田裕子さんの映像作品《愛憎弁当》をご覧頂きます。



 会場へのアクセス

千葉市美術館
千葉市中央区中央 3-10-8

・JR千葉駅東口より徒歩15分
・千葉都市モノレール「葭川公園駅」下車徒歩5分
・京成バス大学病院行または南矢作行「中央3丁目」下車徒歩2分
・京成千葉中央駅東口より徒歩約10分

アクセスについて詳しくはこちらから

カフェkaikiやってます

千葉市民ギャラリー・いなげ 旧神谷伝兵衛稲毛別荘にて、「カフェkaiki(かいき)」がオープンしております。

旧神谷伝兵衛稲毛別荘の入り口にカフェがあります。
旧神谷伝兵衛稲毛別荘は、ワイン王として知られる初代神谷伝兵衛(1856~1922)が、晩年の大正7年に、来賓用の別荘として建てた洋館です。(入館は無料ですので、こちらもぜひご見学ください。)

本日も暑い中たくさんの方に足を運んで頂きました。
ギャラリーで開催中の世界児童画展を見にいらしたご家族をはじめ、かつて別荘の管理をされていた方や、昨年から度々顔を出して下さる常連さんなど、いろいろな方とお話できて、スタッフも楽しい時間を過ごしました。


カフェのメニューは緑茶、ぶどうジュース、ディンブラ(紅茶)、ほうじ茶ラテ、抹茶オーレの5種類です。
また、今年も稲毛商店街の稲毛園さんが、試食用の「ワインケーキ」を出してくださいました。


また、今年も「地図ノート」を設置しております。
地図ノートとは、稲毛の地図に、カフェを訪れた人がそれぞれの「おすすめスポット」「思い出の場所」「稲毛の歴史」を書き込めるノートです。
さらに今年は去年の書き込みを元に「稲毛のフォトブック」もつくりました。こちらも好評です!


カフェkaikiは8/11(日)までオープンしております。
メンバー一同、みなさまのお越しをお待ちしております!
twitter(@wican2013)でもカフェの様子をツイートしておりますので、そちらもどうぞご覧ください。



カフェkaiki

開催期間:8/9(金)~8/11(日) 12:30~16:30
場所:千葉市民ギャラリー・いなげ 旧神谷伝兵衛稲毛別荘
アクセス:JR稲毛駅より徒歩15分、京成稲毛駅より徒歩6分

2013年7月28日日曜日

カフェkaiki 2013

今年も千葉市民ギャラリー・いなげにて、カフェkaikiをオープンします。
8/9(金)~8/11(日)の3日間です。
短い期間ではありますが、ぜひ足を運んでみてください。


お問い合わせ・アクセス → 千葉市民ギャラリー・いなげ

2013年7月8日月曜日

石田和人さんワークショップ

7月7日に、今年度3回目のWSの授業が行われました。
今回お招きしたのは、プロダクトデザイナーの石田和人さん。


今回のWSでは、予めWiCAN学生メンバーが5つの班に分かれ、それぞれを架空のデザイン事務所に見たてた課題が与えられていました。

これが課題文です。↓


WS当日は、各班のバッドデザインのプレゼンテーションから始まりました。



各班のプレゼンを通して、バッドデザインとは言っても、ただ悪いだけなのではなく、何らかのエラーが起きているせいで、本来の良さが損なわれてしまっていることがわかりました。
つまり、バッドデザインとは、グッドデザインになる可能性を秘めたデザインなのです。

プレゼンを終え、たくさんの候補の中でもとくに解決してほしい!というバッドデザイン賞を、メンバー全員の多数決で決めていきました。
各班の5つの候補の中からそれぞれひとつずつに絞った結果、今回のバッドデザイン賞は
・千葉大学の自転車事情
・トイレのセンサー
・千葉市内の某図書館
・中央総武線
・某長時間テレビ番組
となりました。


さて、バッドデザイン賞が決まったところで、これらのバッドデザインについての解決案を提案する、というのが次の課題です。

各班で、それぞれのバッドデザインが抱える問題をどう解決するか、話し合いました。


千葉大の放置自転車を少なくするには?
図書館をもっと自由に使える場にするには?  等々…


そして、今度は班ごとに解決策をプレゼンし合いました。



どの班からも、思い切った解決案がたくさん提案されました。


最後に、石田さんから講評を頂き、発表会は終了。

身の回りのものや空間に潜む問題点について考えるきっかけになりました。



(石井)

2013年6月27日木曜日

「アート×教育=?」プロジェクト 第一弾 山本高之

「アート×教育=?」プロジェクト 第一弾 山本高之

《Facing the Unknown: Dark Energy》

6-29(sat) - 7/14(sun)  10:00 - 18:00

千葉市美術館1階プロジェクトルームにて



「アート×教育=?」プロジェクト


 WiCANは、社会におけるアートの意味について実践的に探求してきました。2010年度からは教育や学校をテーマとし、アートの視点から教育について考え、提案を実践してきました。
 今年度のプロジェクト「アート×教育=?」では、現代美術家の岡田裕子さん、山本高之さんの協力を得て、現代の日本の教育が含んでいるあいまいさや矛盾を可視化し、教育の抱える課題をあぶりだすような取り組み行いたいと考えています。
 今回の展示は、WiCAN2013で共に活動するアーティストを紹介するために行うものです。その第一弾として、山本高之さんが昨年度より千葉市内の学校の協力を得て取り組んできた作品《Facing the Unknown : Dark Energy》をご覧いただきます。


《Facing the Unknown : Dark Energy》


「みんなはどこにいるんだ?」

   エンリコ=フェルミ

「こわがるこたあないんだぜ。痛くもなんともねえんだからよ。」

    はてしない物語・ミヒャエル=エンデ著/上田真而子・佐藤真理子訳



 本展示では、WiCAN2013で共に活動する現代美術家の山本高之さんの《Facing the Unknown: Dark Energy》を紹介しています。20132月に千葉市内の中学校で行われたワークショップをもとにして制作されたこの作品には、三つの段階が構造として組み込まれています。


1)段ボールの内部に個人の世界を表現する
生徒たちは、一人に一つ与えられた大きな段ボール箱の内側に、それぞれの好きな個人的世界を表現します。その結果、それぞれ異なる内面をもった、18の「個」のスペースが生まれます。

2)段ボール同士がつながれ、うごめく
生徒たちは、この段ボールに小さな覗き穴を空け、その中に入って3分間自由に動き回ります。次に、二つの段ボールがテープでつながれて3分間、その次には四つがつながれ、さらには九つがというように、回を重ねるごとにテープでつなぎ合わされた塊は大きくなり、最後は一つにまとめられてしまいます。誰かが明確な指示を出しているわけではなく、力を行使する存在が見えないまま、塊は不気味にうごめき続けます。

3)体験を振り返る
後日二度にわたり、一部の生徒に「そのとき体験したこと」について振り返ってもらいました。二つのモニターでは、その様子が映し出されています。


 生徒たちがこのワークショップを通して体験したものは何だったのでしょう。それは、かつて体験したことのない、「未知の身体感覚」だったのかもしれません。段ボールの暗闇の中で、彼女たちが何を考え、どのようにコミュニケーションを図ったのか、直接体験していない私たちは、彼女たちの言葉から、その感覚を推測するほかありません。
 また、段ボールのうごめく様子を距離を置いて眺めるならば、個が「他者」と出会い、より大きな「集団」(=「社会」)を形成して、ある運動体となっていく状況と見立てることもできるかもしれません。他者と強制的につながれる中で彼女たちが感じたのは、果たして「安心感」だったのでしょうか、それとも「不自由さ」や「気持ち悪さ」に近いものだったのでしょうか。



山本 高之 / Yamamoto Takayuki
1974年愛知県生まれ。チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインMA修了。子どもが交わす会話や彼らの遊びに潜む創造的な感性を通じて、人間を育む社会の制度や慣習などの特殊性をシニカルに描き出すプロジェクトで知られる。主な参加展覧会に、「笑い展 現代アートに見る『おかしみ』の事情」(森美術館, 東京)、「あいちトリエンナーレ2010」(愛知)、「アジアの亡霊」(サンフランシスコアジア美術館)、「Your Voice Is Mine」(NUS Museum,シンガポール)など。

takayukiyamamoto.com/




会場へのアクセス

千葉市美術館
千葉市中央区中央 3-10-8

・JR千葉駅東口より徒歩15分
・千葉都市モノレール「葭川公園駅」下車徒歩5分
・京成バス大学病院行または南矢作行「中央3丁目」下車徒歩2分
・京成千葉中央駅東口より徒歩約10分

アクセスについて詳しくはこちらから

2013年6月10日月曜日

粟津裕介さんワークショップ


6月9日に、舞台音楽家の粟津裕介さんを講師としてお招きし、WiCAN学生メンバーがワークショップを受講しました。


右端が粟津裕介さんです。
locolo code というバンドのメンバーである森下愛さん、西村亮麿と一緒に来てくださいました。

今回は、みんなで「言葉」と「楽器」を持ち寄って、それらを素材に新しい曲をつくっていきました。

まずは、それぞれが持ってきた言葉と楽器を発表していきます。

ちょっとリズムやイントネーションの面白い言葉を探してくるというお題のもと、
「とっぷまーと寄ってこうよ」
「マリリン・マンソン」
「高津区、高津区、高津区・・・」
「あきさみよ~(琉球方言で“あらびっくり”の意)」
といった言葉が集まりました。

楽器は、クラリネットやカスタネットなど、それぞれの得意な(?)楽器から、ガラス瓶にビー玉を入れた打楽器などがありました。


次に、集まった言葉を、似たリズムのもので分類していきます。
四拍子、三拍子、三連符が抽出されたり、「タンタンタタッタタ」というようなリズムをもつ言葉の括りができていきます。

一通り分類がされたところで、打楽器・鍵盤楽器・管楽器の3つのチームに分かれ、それぞれで言葉を組み合わせながら、短い曲をつくりました。


打楽器チームは、リズムの特徴的だった言葉を中心に選びながら、3種類のフレーズをつくりました。


鍵盤楽器チームは、二つのイントネーションを持つ言葉を使って合奏をしました。
黒鍵をつかったりしながら、ちょっと不思議なメロディーも出します。


吹奏楽器チーム。
「飴ちゃんいるー?」「やっぱやーめっぴ」といった掛け合いを織り交ぜながら曲をつくっていました。


3つのチームから曲が出そろったところで、1つの曲に仕上げていきます。
上の写真は今回の楽譜です。


そしてみんなで演奏!


ワークショップを終えた学生からは、
「普段の生活では、音楽は消費するものだったけれど、自分たちでもつくれることを知った。これは、音楽だけに限られたことではなく、身の回りの様々なものにあてはまると思う。」
「いつも何気なくつかっている言葉にも、リズムやメロディがあることが面白かった。」
「今回あつまった人だからこそできる、特別な曲ができたのが嬉しかった。」
といった感想が聞かれました。

芝の家 見学

6月8日、地域のサードプレースの事例見学として、都港区にある「芝の家」に行き、プロジェクトファシリテーターの板倉杏介さんにお話を伺いました。



芝の家は、港区の「昭和の地域力再発見事業」の一環として、区と慶応大学による協働で運営されている空間です。

都市化のなかで地域の人たち同士のネットワークが薄れつつあるいま、かつての地域のありかたを再考しながら、新しいコミュニティづくりを目指しています。

現在の芝の家には、小学生が遊びに来たり、中学生が愚痴を言いにきたり、買い物ついでのお年寄りが立ち寄ったりします。
また、スタッフとして、近隣の人たちや、大学生などが滞在しています。
彼らにとっては、家や職場・学校とは違う、第三の居場所として機能しています。

芝の家では、来る人による、ちょっとしたイベントもよく行われています。
イベントといっても、誰かがちょっと思いついて始めたゆるやかなものが多く、手書きの簡単なポスターで、楽器の演奏会のお知らせが貼ってあったりしました。
気軽に色々なことをトライできる場所であることで、毎日がより楽しいものになるかもしれません。

スタッフの人にとっても、居場所として機能するように、様々な工夫がされています。
例えば、一日の始めには、スタッフ同士がお互いの今日の気分を伝え合ったり、一日の最後には、その日気に掛かったことを話し合ったりすることになっています。
こうすることで、必要以上にお互いを気遣ったり、自分の中にもやもやを抱え込んだりすることが減り、あまりストレスを抱えずにスタッフとしての一日を過ごせるそうです。

このように、立ち寄る人や、スタッフを含めた全ての利用者にとって居心地の良い場所として成立するように、坂倉さんが訪れる人々の様子を見ながら、工夫を重ねながら運営されてきました。


人々の居場所をゆるやかに追求している芝の家。
そこでは、訪れる人々の多様性が認められることや、多様な人が共存できていることの重要性や難しさを感じることができました。
WiCANの活動内容は芝の家のそれと異なるものではありますが、WiCANで活動していくときにも大切にしたいと思えることがたくさんありました。

>>芝の家ウェブサイト


(para)

2013年6月2日日曜日

谷中見学会

新しくメンバーが増えて1ヶ月あまり。
6月1日に、町の中のアートのありかたを見学するために、東京都台東区の谷中へ行きました。


まずは、HAGISO(萩荘)へ行き、代表の宮崎晃吉さんにお話を伺いました。



HAGISOは、宗林寺というお寺の横にある建物で、もともとは寺男が住んでいたところです。
2011年に老朽化で取り壊されることになり、「ハギエンナーレ」という芸術祭を開催。
ところがこのハギエンナーレには想像外にたくさんのお客さんがやってきたため、萩荘の建築的な価値が見直されるきっかけとなりました。
大家さんも宮崎さんの提案を受けて、建物を「最少文化複合施設」として残すことにしました。
現在はカフェやギャラリー、事務所などがあります。
地域の方がお茶をしたり、アーティストの展示やパフォーマンスが行われたりと、様々な用途に利用されています。

>>HAGISOウェブサイト


HAGISOのあとは、椎原伸博さん・晶子さんにご案内いただき、谷中の町歩きをしました。
ご夫婦は地元にお住まいで、晶子さんは「たいとう歴史都市研究会」の副理事長でもあります。
町の様々な出来事を伺いながら、地域の興味深い場所を回りました。


区の文化財に指定されている古い建物も、ギャラリーとして活用されています。

ヒマラヤ杉のある三ツ辻です。
「みかどパン」という懐かしい雰囲気のパン屋の脇に、大木に成長したヒマラヤ杉があります。
この一角は再開発予定ではあるものの、いまやランドマークとなっている杉の木を残そうという住民運動が起こっているそうです。  

>>たいとう歴史都市研究会ウェブサイト


お昼ごはんはカヤバ珈琲でいただきました。




カヤバ珈琲も、戦前の創業の古い喫茶店です。
一度は閉店したものの、たいとう歴史都市研究会と、後述のSCAI THE BATHHOUSEが協力して建物を借り受け、2009年に新装開店しました。

>>カヤバ珈琲ウェブサイト


午後には、カヤバ珈琲のすぐ近くにあるギャラリー「SCAI THE BOTHHOUSE」へ行き、スタッフの梅村さんにお話を伺いました。


SCAIは銭湯を改装したギャラリーで、入り口は昔ながらの銭湯のままですし、中も天井がとても高いのが特徴的でした。
もともとある建築を改装したアートスペースとしては、かなり早い事例なのだそうです。
お客さんは地元の人よりも、ミシュランガイドにも載っていて外国の人が多いと仰っていました。

>>SCAI THE BOTHHOUSE1ウェブサイト



SCAIの後は、4人程度のグループにわかれ、 谷中を散歩しました。

谷中銀座を通ったり、

路地裏で面白いお店を見かけたり、

なんだかとても賑わっている公園の前を通ったり。

最後に東京芸大に集まり、日暮里駅まで歩いて解散。
アートスペースを中心に、谷中の魅力を堪能しました。


(para)