WiCAN 千葉アートネットワーク・プロジェクト

2015年12月9日水曜日

≪ファンタスマゴリア≫の展示作業をしました。

12/8(火)より今年度のアーティストプロジェクト、原倫太郎+原游 with WiCAN2015 ≪ファンタスマゴリア―千葉をうつす影―≫の展示がスタートしました。

今回のブログでは、12/4(金)~12/7(月)に千葉市美術館でおこなった展示作業の様子をご報告します。



まずは、美術館の工作室をお借りし、スチレンボードを使って、展示に使用する家具オブジェづくりをおこないました。普段カッターを使用しない学生にとってはなかなか難しい作業でしたが、原さんと相談しながら進めていきました。
 
原倫太郎さん、原游さんに出来具合をチェックしてもらう学生

スチレンボードの加工は予想以上に繊細…

同時並行で、紗幕の加工、影絵の編集もおこないます。

神野先生と学生の息がぴったり

影絵編集班


今回の影絵編集作業を通して写真編集ソフト Photoshopがうまく使えるようになった学生も。
 


展示室には、倫太郎さんと游さんが紗幕を吊るしてくださいました。


美術館の方も暗幕を吊るしてくださいました。


紗幕と家具オブジェの準備がだいたい整ったら、いよいよみんなで影絵をつりさげていきます。

細いテグスを使って影絵をつりさげる作業は緊張しました…。しかし、ひとつひとつの影絵がユニークでかわいらしく、つりさげている間も楽しかったです。



そして作業が終了!

最後にみんなでできた作品を鑑賞しました。
地域で影絵を集めるところからスタートした今回の活動が、作品として目の前に集約されるととても感慨深い気持ちになりました。
 
作品を鑑賞する原倫太郎さんと原游さん


今回の展示作業に参加した学生からは、
「少しずつ作品の全体像がみえてくる感覚はとてもワクワクした」「展示作品のプロセスに関わることがこんなに楽しいと思わなかった」「普段とは違う立場で作品に関わることができて新鮮だった。これからいろいろな作品を鑑賞する時の視点が増えた気がする」
などの感想があがっています。

私たち学生にとって非常に貴重な経験となりました。これから作品を鑑賞される方の反応が今からとても楽しみです。

今回の≪ファンタスマゴリア≫では、鑑賞者が懐中電灯を持ち、自分自身が光源となって、展示空間を進んでいきます。個性豊かな影たちがゆっくりと回りながらうみだす、作品の幻想的な雰囲気を、ぜひ千葉市美術館で感じてみてください。


以下展示詳細になります。

会期:2015128日(火)から2016117日(日)
会場:千葉市美術館一階プロジェクトルーム
観覧料:無料
開館時間:10:0018:00(金・土曜日は20:00まで)※12/25(金)、12/26(土)、1/8(金)は金・土曜日ですが、18:00までとなります。
休館日:12/29(火)~1/3(日)
主催:千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)、千葉市美術館
協力:UR都市機構



12/20(日)には千葉市美術館にてファンタスマゴリアのトークイベントも予定しております。改めてブログを更新しますので、こちらもお楽しみに!

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