WiCAN 千葉アートネットワーク・プロジェクト

2011年度のプロジェクト

WiCANでは2010年度から『アートからはじめる学校プロジェクト』に取り組んでいます。本プロジェクトは、アートの視点から学校を捉え直し、新たな学校の可能性を考えていくというものです。2010年度は少子化に伴って全国的に増えている余裕教室(空き教室)の利活用提案を行い、人との関係性を生みだしたり、子どもたちの居場所となる可能性を探求してきました。



WiCAN2011 アートからはじめる学校プロジェクト ランチルーム編

千葉市内の多くの小学校では、余裕教室を「ランチルーム」として活用しています。ランチルームとは、給食をいつもとは違う空間で食べるための場所です。小学生はふだん教室で給食を食べますが、年に何回かランチルームへ行きます。各校には独自のランチルームがつくられており、たとえば畳の部屋でちゃぶ台を囲んで食べたり、丸テーブルを囲んで会食風に食べたりするなど、その形態はさまざまです。

2011年度、WiCANは千葉市立さつきが丘西小学校のランチルームをより魅力的な空間に変えていくお手伝いをしています。昨年度に引き続き、プロジェクトを進めるアドバイザーとして、建築家の曽我部昌史さんをお迎えし、豊かな食体験ができる空間づくりを提案しています。本企画を「アートからはじめる学校プロジェクト」のパイロット版と位置付け、市内各校での取り組みの参考となることを目指しています。2012年度1月頃には今回の試みの内容と成果を検証、発表、公開することも予定しています。
 
>> WiCAN2010「教室からはじめる 〜5つの提案〜」はこちら
 
 
協力校

千葉市立さつきが丘西小学校



>> さつきが丘西小学校ウェブサイト


アドバイザー

曽我部昌史(そかべ まさし)
1962年福岡県生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了後、伊東豊雄建築設計事務所に勤務。1995年NHK長野放送会館の設計を機に、加茂紀和子、竹内昌義、マニュエル・タルディッツらとみかんぐみを共同設立。住宅、保育園、ライブハウスなどの建築設計から家具、プロダクト、インスタレーションまで幅広くデザインを手がける。主な作品は「北京建外SOHO低層商業棟」(2003)「上原の家」(2004)「ハンガートンネル」(2005)。現在、神奈川大学工学部教授。