6/13.20ワークショップ授業&CHAiRTALK#9(講師・ゲスト:石田和人さん)

(2009年7月 5日 16:06)

毎年アートプロジェクトに参加するWiCANメンバーのアートの経験値を上げるために開講されるワークショップ授業。今年最初のワークショップ授業が、プロダクトデザイナー・石田和人さんを講師に迎え6/13に開かれました。

まず始めに石田さんの貴重なポートフォリオと作品を見せてもらいながら、一つのプロダクトが出来上がるまでの過程を知ります。

その後、2人一組のチームに分かれ、それぞれのチームに一通の手紙が石田さんより配られました。
その封筒には「デザイン事務所様」、中の手紙にはクライアントからの依頼が書いていました。
クライアントからの依頼文はチームにより様々ですが、共通していることは「あるものを運ぶための道具をデザインする」ということ。これが、今回のワークショップ授業で出されたミッションです。

クライアントからの依頼は、

・遊園地までたくさんの風船を運ぶための道具(子どもからの依頼)
・WiCANアートセンターにあるイスを一脚大学まで運ぶための道具(大学教授からの依頼)
・家族のために4本の傘を届けるための道具(主婦からの依頼)
・旅先でトイレットペーパー10ロールを持ち歩くための道具(20代女性からの依頼)
・パイナップル4つをスイーツ教室まで持ち歩くための道具(プロレスラーからの依頼)

ワークショップ授業一日目は、クライアントからの手紙を手がかりに、各チームそれぞれが実際に運ぶもの(風船やイス、パイナップルなど)と運ぶための道具の素材となりそうなもの(棒や布、段ボール、ボールなど)を使って道具を考え、最後にデザイン案(簡単なスケッチ)を発表して終了。

6/20二日目のワークショップ授業までの間、それぞれのクライアントからの追加依頼という形で石田さんよりさらなる課題が加えられ、それも考慮した道具の改良案を各チームが考え、ワークショップ授業当日はパワーポイントや模型を使って発表しました。

道具を考える手がかりとなるクライアントからの手紙を読み、その人の性格や年齢、どのような場面で使用するのか想像しながら、一つのものをつくっていく過程の楽しさ、その過程がいかに大切かということが感じられたワークショップであったと思います。

二日目のワークショップ授業後は、石田さんをゲストにしたトークイベントCHAiRTALKが開かれ、石田さんのこれまでのデザインワークについてやどのようにして石田さんのプロダクトが生まれたのかその背景など貴重なお話を伺う機会となりました。